『勝つではなく負けない』 町田ゼルビア監督 黒田剛
2025/10/20
『勝つではなく負けない』
町田ゼルビア監督 黒田 剛
◎大事なのは良い習慣
悪い習慣を排除し、良い習慣を徹底する。失点に関して原因を分析し、指摘し、改善を続ける。そのシュートに人生がかかっていると思って練習に取り組み1点の重みを大切にする。
◎隙を作らない
町田ゼルビアでは、ホテル内で移動時にサンダルを履かない。ミーティング中にガムを噛まない。人目に触れたときに、だらしないと思われる態度を取らない。人の話を聞く態度ができていなければ強く指摘することもある。規律やマナー、礼節やモラルといった常識的な習慣を改善した。
◎失敗した時、矢印を自分に向けることができるか
・原因は必ず自分にある
・評価は他人がするものである
・自分は、まだ評価に値しない
1人の選手の思考がネガティブあるいはマイナスであれば、そのチームに与える影響は限りなく大きく、場合によってはチームの足を大きく引っ張ってしまう。ポジティブな声かけであったり、能動的な働きがあれば、チーム全体の雰囲気が重たくならず全てがプラスに動いていく。
最後に
高校生だけどプロよりできていることがある
プロだけど、高校生よりできていないことがある
誰でも出来ることを隙なく出来るようにする。
強みだけでなく、弱みの克服から目を逸らさない。
人は、その日のうちに75%忘れる。
勝利のメンタリティーを少しずつ浸透していく成功の裏には優れた準備力が隠れている。
準備、打つべき手を全て行い、最後は神頼み!